東京都内に引っ越しを検討しており、どの地域が良いかお悩みの方はいらっしゃいませんか。
「利便性と豊かな自然を兼ね備えたバランスの良い街」に住みたいという方におすすめなのが、板橋区です。
この記事では、板橋区の概要や住環境、おすすめスポットなどを解説します。
板橋区への引っ越しを検討している方や東京都内で住む場所をお探しの方は、ぜひ参考になさってください。
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板橋区の住みやすさ:概要
まずは板橋区がどのような街なのか、その概要から解説します。
板橋区の位置・面積
板橋区は東京都23区のうち北西部に位置し、豊島区・練馬区・北区、埼玉県和光市と隣接しています。
面積は32.22平方キロメートル(令和6年全国都道府県市区町村別面積調)で、東京都23区中9番目の大きさです。
地形は高台(武蔵野台地)と荒川沿いの低地(氾濫低地)に大別され、おおむね北部が低地、南部が高台となっています。
板橋区の人口
令和6年1月1日時点の人口は572,927人(男性が280,059人・女性が292,868人)で、世帯数は327,308世帯です。
年齢別で見ると、14歳以下が10.2%、15歳から64歳が66.8%、65歳以上が23%となっています。
板橋区の人口は増加を続け、1990年から1995年の期間に一旦減少に転じましたが、その後は緩やかな増加傾向となっています。
将来の総人口の推計は、2030年に60万人を突破し、2040年にピークを迎え、その後減少に転じる見込みです。
板橋区の歴史
板橋区は市郡併合によって、1932年に「東京市板橋区」として誕生しました。
1943年に東京府と東京市が統廃合され、東京都が発足したことで「東京都板橋区」となります。
1947年には板橋区の一部(西武池袋線を中心とした同区西部の地域)が分離し、練馬区が誕生します。
その3年後の1950年に埼玉県戸田市の一部が編入し、1954年には板橋区の人口が30万人を突破しました。
それから徐々に人口が増え、1985年には50万人を突破、現在もなお緩やかに人口の増加が続いています。
板橋区の由来
板橋の由来は、滝野川(現在の石神井川)に架かる橋からきていると考えられています。
板橋という地名は鎌倉時代のことを綴った古書にも記載されており、かなり古くから存在した地名だということが分かります。
現在では河川に橋を架ける行為はごく普通のことですが、我が国における橋の歴史はそれほど古くありません。
その昔、河川は舟で渡るものと考えられており、物資を渡す際は舟と舟を繋ぎ合わせた橋を使うのが主流でした。
そんな時代にできた板橋は、当時としては最先端技術を導入した珍しい建設物だったのでしょう。
そう考えると、「板橋」の名前が長く地名に残っていた理由がわかりますね。
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板橋区の住みやすさ:住環境
続いて、引っ越しを検討する際に重要な板橋区の住環境について解説します。
交通アクセス
板橋区内には、JR埼京線、東京メトロ有楽町線・副都心線、東武東上線、都営三田線など、複数の鉄道路線が通っています。
渋谷駅や池袋駅、新宿駅といった主要都市まで乗り換えなしで行けるため、交通アクセスを重視する方におすすめのエリアです。
たとえば、板橋区役所前駅から大手町駅は三田線で約20分、板橋駅から池袋駅は埼京線で約4分でアクセスできます。
区内の移動には、赤塚・徳丸・四葉・大門・高島平地域を運行するコミュニティバス「りんりんGO」を利用すると良いでしょう。
さらに、高速道路インターチェンジが5か所もあるため、車を利用した移動も便利です。
買い物施設
板橋区には複数の駅があり、駅周辺はスーパーマーケットなどの買い物施設が充実しています。
たとえば東武練馬駅の近くには「イオン板橋ショッピングセンター」、成増駅には「西友成増店」といった大型商業施設があります。
「コモディイイダ」や「マルエツ」を中心としたスーパーマーケットも多く、日用品や食材の買い物には困りません。
さらに、大手のコンビニエンスストアも多数点在しているため、買い物の利便性は高いといえるでしょう。
治安
令和4年における板橋区の犯罪発生件数は2,719件です。
前の年に比べると少し犯罪発生件数が増えていますが、ここ5年間で見ると2000件以上も減少しています。
また板橋区では、地域住民が安心して暮らせるよう、防犯に対してさまざまな取り組みをおこなっています。
たとえば、青色回転灯を装備したパトロールカー3台による巡回、簡易型自動通話録音機の配付、防犯設備の補助金支給などです。
その他、防犯の啓発チラシの掲示・配布等を地域事業者と協力しておこなう「板橋セーフティー・ネットワーク事業」も実施しています。
こうした取り組みが、犯罪発生件数の減少に繋がっているのでしょう。
子育て環境
板橋区では子育てしやすい環境づくりに力を入れており、2020年には全国の市区町村を対象とした「自治体の子育て支援制度に関する調査」において、「共働き子育てしやすい街ランキング」第7位にランクインしています。
安心安全な妊娠・出産・子育てを実現する切れ目のない支援や、小学校を使った放課後対策事業、子ども医療費の助成など、区独自の取り組みが評価されています。
たとえば、家庭での養育が一時的に困難になり、ほかに養育できる方がいない場合は、生後43日から18歳未満の子どもを協力家庭に預けることが可能です。
自治体の事業としては都内初となるお迎えサービス付きの病児・病後児保育事業を実施するなど、さまざまな施策をおこなっています。
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板橋区の住みやすさ:おすすめスポット
板橋区には、子どもから大人まで楽しめる自然豊かなスポットが多数点在しています。
板橋区立こども動物園
板橋区立こども動物園は、1975年に設立した入場料無料の動物園です。
施設の老朽化に伴う改修工事のため2018年から長期休園していましたが、 2020年にリニューアルオープンしました。
園内に放し飼いにされたヒツジやヤギを自由に触ることができるほか、ポニー乗馬体験や餌やり体験も楽しめます。
●所在地:東京都板橋区板橋3丁目501 東板橋公園内
●アクセス方法:都営三田線「板橋区役所前駅」 から徒歩約5分
板橋区立美術館
板橋区立美術館は、昭和54年に東京都23区内初の区立美術館として開設されました。
江戸狩野派をはじめとする近世絵画、大正から昭和初期の前衛美術、板橋区ゆかりの作家の作品を中心に収蔵し、江戸文化や池袋モンパルナスを紹介する展覧会を開催しています。
さらに、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展をはじめとしたイラスト・デザインに関する展覧会、美術教室なども開催し、来館者に広く親しまれる美術館を目指しています。
●所在地:東京都板橋区赤塚5-34-27
●アクセス方法:都営三田線「西高島平駅」から徒歩約13分
乗蓮寺
乗蓮寺は徳川家康からっcの朱印地を寄進された格式ある寺院で、1971年に板橋区仲宿から現在の赤塚に移転しました。
8代将軍吉宗が鷹狩の際に参拝したことをきっかけに、将軍の休息「御膳所」に指定されています。
山門から右側に鎮座する東京大仏は、関東大震災などの悲惨な災害が起きないよう、1977年に建立されました。
旧藤堂家に所在していた仙人や鬼、菩薩といったユニークな石像もあり、コンパクトなお寺ながら見どころが豊富です。
●所在地:東京都板橋区赤塚5-28-3
●アクセス方法:東武東上線「下赤塚駅」から徒歩約25分
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まとめ
板橋区は都心部への交通アクセスがよく、自然が豊富で幅広い層におすすめできるエリアです。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの買い物施設も充実しており、日用品や食材の買い出しに困ることはないでしょう。
「東京都内で利便性が高く自然豊かな地域に住みたい」とお考えの方は、ぜひ板橋区を検討されてはいかがでしょうか。
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