練馬区でお住まいを検討中の方なら、どのような規模の街で、どういった歴史的背景があるのか気になるのではないでしょうか。
交通アクセスや買い物の利便性、治安の良し悪しや子育て支援など、住環境による住みやすさも、事前に知っておきたいものです。
この記事では、練馬区の概要と住環境にくわえて、おすすめスポットもご紹介しますので、お住まいを探す際の参考にしてください。
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練馬区の住みやすさ:区の概要
練馬区の概要として、区の位置や人口、区名の由来と歴史をご紹介します。
位置と人口
練馬区は東京都23区のなかで、北西部に位置する街です。
区の北東から南にかけて、板橋区・豊島区・中野区・杉並区に隣接しています。
区の西部から南西にかけては西東京市・武蔵野市に接しており、北部は埼玉県の新座市・朝霞市・和光市に接しています。
東西約10km、南北4~7kmのほぼ長方形の街で、その面積は48.08㎢です。
23区のなかで5番目の広さであり、23区の総面積の約7.7%に当たります。
住民基本台帳によると、令和6年11月1日時点の練馬区の世帯数は395,766世帯です。
総人口は746,355人であり、そのうち、男性は360,721人、女性は385,634人です。
昭和22年に誕生した当初は23区で3番目に人口が少なかった練馬区ですが、今では2番目に人口が多い大都市となりました。
地形と区名の由来
練馬区は、なだらかな地形をしており、ほとんど高低差はありません。
地盤の高さでは、西側が高く、東側に行くほど低くなっています。
水準基標によると、平均して30~50m程度の起伏が少ない台地状の地形をしています。
この台地は、武蔵野台地と呼ばれる青梅市を頂点として、扇状に形成された洪積台地の一部です。
区名の由来は、関東ローム層の赤土を練った場所を「ねり場」といったためとする説や、石神井川流域に、沼と同義の「根沼」が多かったためとする説があります。
他にも、奈良時代の武蔵国にあった宿駅の名称「のりぬま」を由来とする説など諸説あり、定説はありません。
区の歴史
練馬区は、23区で一番新しい区であり、昭和22年8月1日に誕生しました。
歴史を振り返ると、この地に人が住み始めたのは、旧石器時代からとされており、区内の随所から、その時代の暮らしを示す遺跡が多数発見されています。
14世紀半ばに、豊島氏が石神井川沿いに勢力を広げていき、練馬城や石神井城が築かれました。
文明9年に豊島氏は太田道灌に敗れ、以降、太田氏、北条氏の勢力下となり、徳川氏の時代となります。
江戸時代の練馬は、市中にダイコンやイモなどを供給する一大近郊農村として発展しました。
明治11年の郡区町村編成法に基づいて、練馬の大部分は北豊島郡に組み入れられました。
昭和7年に東京都が35区制になったために、編入されたのが板橋区です。
昭和21年に練馬地域の町会長や区議会議員などによる協議会が開かれ、練馬区設置が決議されました。
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練馬区の住みやすさ:周辺の住環境
練馬区の住環境として、交通アクセスや買い物などの生活の利便性、治安状況や子育て環境をご紹介します。
生活の利便性
練馬区にはJRは通っていませんが、西武池袋線・新宿線・豊島線・有楽町線、東京メトロ有楽町線・副都心線、都営大江戸線、東武東上線の8路線が利用できます。
都内の中心部へのアクセスが良く、横浜方面へのアクセスも比較的良いのが魅力です。
池袋や渋谷、新宿、東京、銀座など、乗り換え0~1回、所要時間30分以内で行ける都内の主要駅が多数あります。
区内の主要駅の徒歩圏内には、大型の複合商業施設やスーパーマーケットが複数あり、生活に必要な買い物は区内で十分に済ませられます。
平成29年度の区民意識意向調査でも、住みごこちに対して肯定的な評価が9割台半ばを占めました。
区の治安
練馬区の治安マップによると、治安の良いエリアがほとんどです。
商業施設のある地域では、自転車の盗難などが報告されていますが、大きな犯罪は少なく、安心して暮らせる街といえるでしょう。
防犯カメラの管理にかかる費用や、防犯設備の設置費用を補助する制度もあり、区民が安心して暮らせるように自主的な取り組みがおこなわれています。
区内のパトロールや学校安心・安全ボランティアの実施、練馬区防犯・防火ハンドブック や防犯ブザーの配布などの安全対策もとられています。
子育てしやすい街
練馬区は、さまざまな子育て支援制度が設けられており、子育てしやすい街です。
子育て応援券や私立幼稚園補助金、ブックスタートなどの制度が整っています。
有料のサービスでは、一時預かりや子どもショートステイが利用可能です。
令和5年4月の時点で、待機児童数は0人であり、保育園への入園希望者は高確率で入園できます。
幼保一体型施設の練馬こども園も創設されており、年間を通じて、11時間の預かり保育が実施されている点が特徴です。
子育てに関する相談への取り組みにも力が入れられており、教育相談や虐待など、悩みの内容別に細分化された相談窓口が設けられています。
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練馬区の住みやすさ:おすすめスポット
練馬区のおすすめスポットとして、光が丘公園、四季の香ローズガーデン、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京をご紹介します。
光が丘公園
練馬区の北側、板橋区との境界付近にある光が丘公園は、豊かな自然とスポーツを楽しめる広大な公園です。
春にはサクラやコブシ、ハナミズキ、夏にはサルスベリやムクゲ、秋にはイチョウやキンモクセイ、冬にはツバキ、サザンカと、四季折々の花や植物が見ごろを迎えます。
6haにも及ぶ広々とした芝生広場や、野鳥の様子を観察できるバードサンクチュアリなど、自然を満喫できるスポットが充実しています。
デイキャンプ広場やバーベキュー広場などの設備もあるので、家族や友人と集まって、自然の中で楽しい時間を過ごすのも良いでしょう。
噴水やウォータートンネルなどの水景設備もあり、夏には子どもの遊び場として利用されています。
四季の香ローズガーデン
光が丘の四季の香公園内にある四季の香ローズガーデンは、バラの香りをテーマにした国内でもめずらしい庭園です。
入園無料で、ダマスク・ティー・フルーティーなど、6種類のバラの香りを観賞できます。
バラ以外にも、香りや色などを楽しめるさまざまな植物が植えられており、ガーデナーが心をこめて手入れした美しい庭を堪能できるでしょう。
講習棟1階にある花とみどりの相談コーナーでは、園芸に関する相談ができるので、花や植物に興味のある方は利用してみてはいかがでしょうか。
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京は、映画「ハリー・ポッター」の舞台を再現し、映画製作の魔法を体験できる場として誕生しました。
豊島園駅から徒歩2分の場所にあり、物語のなかでも有名な9と¾番線やダイアゴン横丁などのセットを間近で体験できます。
グリーンスクリーンの技術で、ほうきに乗った映像を撮ったり、ホグワーツの廊下で肖像画になってみたりすれば、映画のなかに入り込んだ気分になれるでしょう。
施設内のレストランやカフェでは、魔法ワールドをテーマにした食事やスイーツが楽しめます。
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まとめ
練馬区は東京都23区の北西部に位置し、23区のなかで2番目に人口が多い大きな街です。
住みやすさとして、都心部や神奈川県への交通アクセスが良く、区内の主要駅には複合商業施設やスーパーマーケットがそろっており、利便性の高い住環境といえます。
自然豊かでスポーツ施設が整っている光が丘公園や、映画のテーマパークなど、さまざまなおでかけスポットもあり、充実した休日を過ごせるでしょう。
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